本屋で今も平積みだったりする、こちらの厚切りジェイソンさんが書かれた投資本
初心者に人気の投資本というイメージがあります。
それはもちろんそうなんだけど、違う見方をしても面白いので紹介させてください!
投資本を何冊も読んでいる方でも、株の魅力を知人に説明したいときに参考にするにはもってこいなんじゃないかなと思います。
株の魅力を説明しようとしても、

株なんてめんどくさい

ギャンブルでしょ~
と言われ、その後の話ができない事ありませんか?
そんなとき、「厚切りジェイソンの本に書いてあったんだけどさ~」と話すと、ハードル低く受け入れてもらえる可能性が高いです。
中身が分かりやすいので、この本をそのまま渡すのも良いかもしれませんね。
ではではスタート!✨
適切な節約・投資法だけでなく、適切な説明方法が学べます
この本、読んだ後何が書いてあったかぱっと思い出せると思うんです。
🌟節約する
🌟VTI(米国全体ETF)にひたすら投資する
VTIは、米国株式市場の4,000銘柄以上をカバーしており、VTI1本で、米国株に幅広く投資することができます。
VTIとは?つみたてNISAでも買えるの?今後の株価予想や買い方も紹介!
大まかに伝えたいことは上に書いた2点。
2点に絞っている事の破壊力がすごいなと思いました。
人間多くの事を言われると覚えていられません。
投資本は10冊以上読んでいますが、この本がなんでここまでわかりやすいのか推測すると、主張が厳選されているという事が大きいと思います。
知識があると、色々語りたくなるのもわからないではないですが、この2つに絞るということが初心者でもわかりやすい所以だと思います。
節約する
こちらは、参考になるものと、いやそこまでは・・・というものとありました。
普段から節約志向の人にとっては、既知の内容もあると思います。
やたら歩く話と1円でも安い店で買う話はもはや仙人。ただただ感心してしまいます。
安い店を探すのに時間をかけすぎるのはもったいない、時間を有効に使おう!と主張されている両学長とは若干思考が違うのも面白かったです✨
厚切りジェイソンさんの人となりがわかり、親近感が持てる内容でした。
しかもところどころに「WHY!?」を挟んでみたり。
個性の主張もぬかりないです笑
VTI(米国全体ETF)にひたすら投資する
説得力あるな、と思ったのは節約よりこちらの部分です。
他にも米国に全部投資すれば良いと述べている本はあります。
S&P500という指数に連動する商品のうちの何かをおススメしていたと記憶しています。
S&P500(S&P500種指数)は、米国の代表的な株価指数の1つです。S&P500は米国株式市場全体に対し約80%の時価総額比率を占めており、米国市場全体の動きを概ね反映していると言えます。
S&P500とは?NYダウとの違いやチャート比較でわかりやすく解説!
ただ、それだけでは問題がまだあるんです。
S&P500連動型の中でなにを選んだらいいかわからない問題です。
S&P500に連動する銘柄はたくさん存在しています。
私は色々調べているうちに、全世界株というのもあるらしいけどどうなの?外貨建て?円建て?ヘッジり?なし?などなど・・・結局どれが正解かわからないという事態に陥りました。
銘柄まで1個に絞って主張されている方はなかなか見たことないです。
だいたい少なくても3銘柄に絞るくらいの印象でした。
また、厚切りジェイソンさんの良いところは、他の銘柄もありだけど(昔はS&P500関連だったそうな)、その上で自分はこう思うから全米まるごとのVTIを選んでいるとはっきり主張されていたところです。
中小企業がぐっと上がった時の値上がりも取得できるからだそうです。
この辺は、初心者さんというより、色々投資本を読んだ方にも、こんな考え方もあるんだなという発見になるので是非読んでもらいたいなと思うところです。
あと、株云々抜きにしてその主張の仕方が

確かに、それもありかもね
と思えた内容であるというところが個人的なおススメポイントです。

なんとなくランキング1位だったしいいかな~と
とか、そんな理由じゃないんだな、と。
投資という側面だけだと、NISAランキング1位(eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)かな?)でも全然良いと思います。

この本から学びたいのはその1位じゃないVTIを選んだ理由が人に伝わるように主張できているという面だと思います。
NISAなどやっていない人に「やったほうがいい」という事と、「なんでランキング1位のやつじゃないのか」まで納得してもらえる説明するのは、なかなか難しいと思います。
私は過去、その説得に失敗しました。
相手方は、やっぱり怖いし現金で持っておきたいわ、という結論に至りました。
私にも厚切りジェイソンさん並みの上手な説明と説得ができればなぁと思いますね。
もちろん考えがあって現金で持っておきたいというのはそれはそれで選択肢の一つです。
でも、本読む人だったらこの本読んだら少しは耳を貸してくれるかな・・・など今は思います。
チャンスがあったらリアルな知り合いにも自分が投資の説明するだけではなく、そっとこの本を紹介するというやり方もアリかなと思っています。
まとめ
厚切りジェイソンさんが説明したらなんでもわかりやすいんだろうな~と思える内容でした。
投資本なんて沢山読んだからもういいよ、初心者向けでしょ~?
なんて言っている人にも、「この人説明うまいな」なんて側面から読んでほしいなと思う本です。
良ければ是非一読の上、株を勧めたい人に渡してみてください。
OK?🐇✨
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