2013年と、かなり昔に発売された本です。
ですが、このインパクトのあるタイトルが気になって読んでみました。
タイトルの由来はお笑いコンビ「笑い飯」からヒントを得ているそうです。
ブログでご飯が食べて行ける、要は専業ブロガーのことを意味しています。
何人かブロガーさんが紹介していた記憶があります。
ヒトデブログの記事でも出てきていました。

ブログのようにITやネット関連の情報は鮮度がものをいう部分が多々あると思います。
WordPressの教科書的な古い本がたまたま図書館にあったので借りてみましたが全く役立たずでした(残念)。
しかし、この本には対”人”というところを考慮すると時間が経っても本質的なところは変わらないんだなと思わせる力がありました。
おすすめポイントが精神論に近いので、うまくいってないな~と悩んだ時に読むと良いと思います。
色々やってやって、やりつくしたけどうまくいかないよ~!という人
ブログ初心者なら初心者なりに、そしてきっとこの先も色々な壁があるのだと思っています。
初めのうちの壁や具体的な書き方については最近たくさんの書籍があるので別の本でも良い気がします。
しかし、ここまで実体験をさらして放たれる言葉は重いです。
上辺のテクニックではどうにもならなくて、それでも継続し続けた著者だから伝えられる話があります。
では一体どんな本なのか、紹介していきます。
著者について
Twitterもされている染谷さんという方です。
猫好きのようですね🐈かわいい・・・
ねこが落ちる季節になってきましたね pic.twitter.com/Wm2aXDvlpW
— 染谷昌利 📖 著書「副業力」発売中 (@masatoshisomeya) July 5, 2022
現在はブログ運営をメインでされているわけではないようです。
著書や監修など、関わった本が44冊もあるなんて驚きです!!
直近ではこちらの「副業力」という本を出版されているようです。
ブログ飯を読んで、こんな方なら今はもっと時代に合わせて活躍しているんだろうな~と思っていたのが当たりました。
著者の”今”を知るために「副業力」も読んでみたいですね✨
大まかな内容
読むべきは、前半の「著者の経験談」部分です(最後も併せて読む)。
前半 著者の経験談
ここまでするのか・・・と思うほど、作業量が尋常じゃないです。次の項目で紹介します。
後半 SNS運用についての話
こちらは、発売された当時の情報なのでうーん、、、、という感覚が否めない感じでした。
今に直接活かせるところは少なめかもしれません。
ですが、時代の流れに乗っていくことは大事なんだろうと遠回しに感じることはできました。
最後 奥様視点の話
奥様も会社員ではなくフリーの方のようで、会社辞めるのを後押しした話も腑に落ちました。
この奥様のダイナミックさと著者の継続力が上手く相乗効果で良い結果を生み出したようです。
どんな人とパートナーになるか、どんな人と関わるか、人生への影響が大きいなと思いました。
著者の経験談(メインディッシュ)
ブログの状況は今と全然違うものだったということが良くわかります。
まず情報がない。
理解が得られない。
ブログ仲間もいない。
本の中に、当時のブログの画像がありましたが、

あったあった~こういうサイト!懐かし~✨
そんなレベル感です。スマホがあったのか?という時代なので納得です。
きっと、今と違ってHTMLやCSSと格闘してサイトを作り上げていたのでしょう。
そんな中、早期退職の話が上がったことで妻の後押しもあり会社を辞めてしまった著者。
ご飯屋さんに行ってはご飯のブログを書き、旅行に行っては旅行のブログを書き、ぎりぎりまで追い詰められている間に貯金がほぼ尽きたとの話。

おそろしや~
正直、副業としてやるのは良いけれど、ちょっとうまくいったからと過信したらここまで追い詰められるのか!といったドキュメンタリーが垣間見られます。
本業を辞めた後、着実に成果を挙げられている方の話に目が行きがちですが、その夢見がちなストーリーにしっかり釘を刺してくれる内容です。
そして、だからといって、そこで諦めないのが本当の勝者なのだと実体験を元に示してくれます。
普通諦めると思います。
ブログは継続が大事と各所で言われていますが、今まで見てきたものの中で一番天と地の差が激しいストーリーでした。
正直、いくらドラマチックだからといって、著者の歩んだ道と同じ道は辿りたくないな・・・というのが本音です。
ただ、思うのは、「頑張っているのになんで結果が出ないんだろう」とぼやく暇があったらこの本読んだ方がいいです。
まとめ
🌟前半部分の著者の経験談は、今からでも読む価値はあり。
🌟真似したいところもあるけれど、反面教師にすべきところも出し惜しみなく書いてくれている。
🌟テクニックではなく、マインドは今でも(多分いつまでも)通用する。
OK🐇✨?
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