年間70冊以上読破を継続中のくもここ(@kumo_koko)です。
この記事では、小説のおすすめポイントや12/23(金)に公開された映画の話、著者はどんな人かなどについて紹介していきたいと思います。
本屋で「映画化!」と特設コーナーを見かけて気になったあなたへ!
映画の上映を知り原作が気になったあなたへ!
この作品の全体像をお伝えしていきます!
きっと読みたくなってくるはず✨
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✔ かがみの孤城ってどんな作品?あらすじは?
✔ 映画が気になるけど原作は?
ではではスタート✨
どんな本?
本屋大賞受賞作品

かがみの孤城は2018年の本屋大賞受賞作品です。
本屋大賞は、本屋に関わる人が投票して決めた多数決して決めた作品。
一部の有名作家さんが先行した直木賞や芥川賞などとは毛色の違う賞です。
一番私たち読者にとって身近で参考になる人(書店に関わる人)の意見と聞くと納得感ありますよね。
書店に勤めている友人がいたら、その人が面白いと言っている本って面白そう・・・。
それを最大限発揮した結果が本屋大賞なのです。
こちらの記事でも、本屋大賞に触れています。
本屋大賞に加えて芥川賞・直木賞がどんなものか知っていますか?
ニュースでなんとなく耳にしたことはあるけれど、知らないなぁというあなた。
もう少し詳しく本に関する賞を知りたいならばこちらを要チェックです。
著者は辻村深月さん
かがみの孤城の著者は辻村深月さんです。
辻村深月さんは、小説好きなら名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
代表作はこちらの「ツナグ」
2012年に映画化されています。
主演は松坂桃李さん、重要人物に樹木希林さんが出演されています。
「ツナグ」の映画はAmazon prime videoで見ることができます。
まだAmazon primeを使ったことのない方であれば初月無料ですよ。
「かがみの孤城」も「ツナグ」ファンタジー要素のある作品です。
ファンタジーはちょっと現実感がなくて好きじゃないんだよね~というあなた。
私も、魔法が出てきたり戦いメインのお話はどちらかというと苦手なのです。
でも、辻村深月さんの作品はファンタジーでありながら人と人との関係性を細かく描いています。
人間の本質をついているような作品もあります。
こちらの記事でも辻村深月さんを紹介しています。
紹介したのは、最近ニュースで話題の宗教・宗教にハマった親を持った子供がらみのお話。
他にもおすすめ女性作家さんを紹介しているので見てみて下さいね。
内容は?
あらすじ
学校での居場所をなくし部屋に閉じこもっていた中学生・こころ。
ある日突然部屋の鏡が光り出し、
吸い込まれるように中に入ると、そこにはおとぎ話に出てくるようなお城と見ず知らずの中学生6人が。
さらに「オオカミさま」と呼ばれる狼のお面をかぶった女の子が現れ、
「城に隠された鍵を見つければ、どんな願いでも叶えてやろう」と告げる。
期限は約1年間。
戸惑いつつも鍵を探しながら共に過ごすうち、7人には一つの共通点があることがわかる。
互いの抱える事情が少しずつ明らかになり、次第に心を通わせていくこころたち。
そしてお城が7人にとって特別な居場所に変わり始めた頃、ある出来事が彼らを襲う――――
果たして鍵は見つかるのか?なぜこの7人が集められたのか?
それぞれが胸に秘めた〈人に言えない願い〉とは?
全ての謎が明らかになるとき、想像を超える奇跡が待ち受ける―
出典:映画『かがみの孤城』公式サイト
登場人物7人それぞれに個性があります。
それぞれの事情がありつつ、1年という長いような短いような期間一緒に過ごします。
もちろんぶつかりあったり、仲良くなったり。
限られた時間では感情が揺さぶられることも多いものです。
学生時代の卒業式間際のそわそわ感
文化祭や体育祭の時に生まれる不思議な一体感
といったイメージでしょうか。
ミステリーのような要素もあります。
ラストに向けて各場面での小道具の意味が繋がっていく感じは鳥肌ものです。
不登校の子供たちが登場しているので、同じように学校に行くことが難しい子に読んでもらいたい作品でもあります。
幼いころはどうしても学生生活がメインになってしまいます。
そんな学校に行くことが叶わないとなると、疎外感も大きいはず。
でも、世界は学校だけじゃないんです。
もっと広くて知らない世界が、この世にはたくさんあるのです。
そのことを知ってもらえるキッカケになる作品なんじゃないかなと思います。
更に読書の世界もこの作品なら楽しいと思ってもらえるはずです。
是非手に取ってほしい作品です。
口コミは?
Amazonの評価はなんと4.5!!
口コミはどのようなものがあるか、マイナスのものも含めて挙げてみたいと思います。
概ね、心理描写や心温まるストーリーという点では高評価がたくさんついていました。
ミステリー作品という意味では、若干設定に無理があると思われる部分もあると感じている人もいるようです。
私も、一部のミステリー要素は途中でなんとなく予想できましたが、それをおいても良くできた作品だなという印象が残りました。
映画化
かがみの孤城は2022年12月23日(金)に映画公開スタートしました!
好きな小説が映像化されるのは嬉しい事です。
もちろん、イメージの俳優さんじゃない・イラストや声じゃないこともあります。
シリアスだと思っていたのにコメディ調になっていた、結末が変わってしまったという場合はいただけない場合もあります。
でも、小説という媒体を読まない人に興味を持っていもらえるというのは嬉しいものです。
映画好きな方が、自分が好きな小説が原作の映画を見ると、共通の話題ができますしね。
この作品も、いつかは映画化・ドラマ化・アニメ化・・・あるだろうだなぁと思っていました。
それが現実となり歓喜です!
しかも、こちらの映画はかなり期待できるおすすめポイントばかり。
そんな映画のおすすめポイントを3つに絞って挙げてみました。
制作:A1 Pictures
✔ 劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
✔ 心が叫びたがっているんだ。
観たこと・聞いたことのある人も多いのではないでしょうか。
出てくる登場人物の世代が中学生と、この2作に近い事もあり、期待が高まりますね。
予告を観ただけでもその世界観が伝わってきました。
声優:声優さんや俳優・女優さんなど様々
登場人物 | CV |
こころ | 當真あみ |
オオカミさま | 芦田愛菜 |
リオン | 北村匠海 |
フウカ | 横溝菜帆 |
ウレシノ | 梶裕貴 |
こころの母 | 麻生久美子 |
喜多嶋先生 | 宮﨑あおい |
スバル | 板垣李光人 |
マサムネ | 高山みなみ |
アキ | 吉柳咲良 |
メインとなる登場人物が多いので、沢山の方が出演されていますね。
女優・俳優業がメインの方も多い印象です。
主人公はこころだと思いますが、原作を読む限り登場人物は皆見せ場があるはず!
主題歌:優里さん「メリーゴーランド」
✔ ドライフラワー
✔ ベテルギウス
✔ シャッター
優しいながらも力強い声で歌い上げる優里さん。
特にドライフラワーは大ヒットしましたね。
この作品の曲も力強いバラードのようです。
予告で流れていましたが、感動を増幅させてくれそうです。
まとめ:おすすめポイント満載の小説です
かがみの孤城について色々紹介してきました。
元々本屋大賞の作品ということで有名な作品でしたが、映画化ということで更にパワーアップ間違いなしですね。
映画も気になりますが、原作も読みだしたら止まらないタイプの小説です。
文庫本版では上下巻と結構長編の物語ですがこれほど完成度の高い作品は全力でおすすめできます。
映画を見る人が予習・復習として読むのもあり
本好きの人も納得感あり
小学生~中学生くらいにもおすすめ
読まない理由はないですよ✨
辻村深月さんの作品はこちらの記事でも紹介しているので、良かったらチェックしてみてください。
OK?🐇✨

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