株式投資歴10年以上(ブランクあり)のくもここ(@kumo_koko)です🐰✨
「株式投資って難しそうだけど・・・」
「色々な株式投資の手法を知りたい」
「ちょっと上級の株式投資の本を知りたい」
こんなお悩みをお持ちのあなた。
株式投資は、色々なやり方があり何が正解かわかりません。
でも知識をつけること自体が実生活でもプラスになる面もあります。
今まで興味なかった会社を知ることができると、経済ニュースが面白くなると思います。
ひと言で株と言ってもあなたが何が知りたいかによっておすすめの本は変わってきます。
そこでこの記事では、
「こんな人にはこんな本がおすすめ!」
という切り口で紹介していきたいと思います。
証券口座を持っていない方は1~2個作っておくと良いでしょう。
自力で色々調べて操作できる方は大手のSBIや楽天がおすすめです。
ただし、人に相談しながら取引したいという方は松井証券がおすすめです。
ではでは、どんなテーマがあるのか見ていきましょう。
初心者だけどとりあえず始めてみたい
これが実は一番悩ましいのです。
最近は、資産形成に興味のある人も増えてきたのでたくさん出版されています。
わかりやすいものも多いです。
基本的に書いてある内容はだいたい
「インデックスに定期的に定額を投資していきましょう」
というドルコスト平均法をメインとしているものが多い印象です。
投資における「インデックス」とは、株式市場などの全体的な動きを表す指標をいいます。たとえば、国内株式市場のインデックスとしては日経平均株価、米国の株式市場のインデックスとしてはNYダウ(ダウ工業株30種平均)などが代表的です。
初心者におすすめ!?インデックス投資とは
ドルコスト平均法とは、価格が変動する金融商品を常に一定の金額で、かつ時間を分散して定期的に買い続ける手法です。
ドルコスト平均法とは? 毎月定額で積立てる方法の長所と注意点を解説
1冊読んでイマイチでも、この手の本を2~3冊読めば理解できる内容だと思います。
極論ですが、このレベル感であれば、チャートがどうというのは必要ないでしょう。
具体的な手法が書かれている本もたくさんありますよ。

例えばこちらは、30分くらいでサクッと読めます。
大まかな内容を知っている人はむしろ物足りないかも・・・?
その分初心者にはおススメだと思います。
この本は、株式投資にプラスして債券についても知ることができます。
年齢が高めで資産を守ることも視野に入れたい方は向いている本かなと思います。
債権は株式投資よりリスクが低めなので参考にしやすいはずです。

こちらはkindle unlimitedでも読むことができますよ。
kindle unlimitedは200万冊を月額980円で読み放題のサブスクです。
初月無料なので、リンク先からチェックしてみて下さいね。
株について全編で語られているわけではありませんが、
個人的にはこの厚切りジェイソンさんの本が一番とっつきやすくておすすめです。
個別で記事も書いています。
厚切りジェイソンさんの本についての感想を知りたい方はこちらの記事へ >>
米国株が気になっている
「米国株いいらしいよ」と聞いても日本株ですらハードル高いのに何言ってるの?
と思う方もいるでしょう。
そんなあなたにおすすめなのがこの本。

米国株に特化した本(しかも初心者向け)って実は少ない中、これは奇跡的な存在感。
こちらは米国株といっても初心者から読める本です。
結構網羅的な内容。
株の基本的なところがわからないレベルでも手に取れる内容だと思います。
一時期よりちょっと過熱感が下がった米国株ですが、
米国株ってどんなもんなんだということを知ることができるのでこの本は読んでおいて損はないと思いますよ。
S&P500のインデックスだけやっている人も、ベースは米国の上場株な訳です。
背景は知っておいて損ないですよ。
チャートやファンダメンタルについてちゃんと学びたい
「チャートはアートだ」
と株好きの誰かが言っていた記憶があります。
確かに人の心理を図で表した素敵なアートかもしれません。
それは余談ですが笑、チャートについて詳しく知りたいと思ったらあなたはどうしますか?
■チャート
チャートとは1日、1週間、1ヶ月といった期間の株価をグラフ化して見やすくしたものです。ただ、株価を見ただけでは、安いか、高いかを判断できません。そんなときに参考として用いられます。
また、相場のトレンドや過熱状態等を捉えるために活用することもできます。SMBC日興証券 株価チャートの見方
ネットでも検索すれば正解は出てきます。
しかし、正直あまりおすすめしません。
なぜかというと、体系的に理解できていないので全体感がわからないからです。
点と点を結びつけるのって自力では難しいですよね。
自力で結びついたら感動もひとしお・・・かもしれませんが
ここは素直にわかりやすい本で学ぶのが近道だと思いますよ。
この本は、教科書と名乗っても納得の一冊です。
ファンダメンタルも同様です。
■ファンダメンタル
株式投資の場面であれば、企業の財務状況や決算または業界全体の動向などを指します。
ファンダメンタルの意味は?有望銘柄を選ぶためのファンダメンタルズ分析
YouTubeなどもありますし、なんとなくふわっとした理解でも構わないのですが、
「学びたい」という気持ちがある人は、本で読んだ方が回り道が少ないと思います。
グロース株に挑戦したい
私が株についての本などを本格的に読みだしたのは2020年。
ちょうど、グロース市場が盛況だったタイミングでした。
■グロース株
株式市場全体と比べて平均を上回るリターンを上げる株式
グロース株 VS バリュー株。あなたの投資目標に合っているのはどっち?
しかし、初心者の私はなかなか成果を出せず撤退済です。
そんな私がおすすめしても説得力ないかもしれませんがちょっと待ってください。
株には色々な手法があると述べました。
特にこのグロース系は凄腕の投資家さんが多く実際に使っている手法なので、
どんな思考で取引しているのかを知るだけでもへーとなります。
こんな考え方でうまくいっている人がいるんだという視点で読むのもアリだと思います。
実際にこの投資をするかどうかは・・・お任せします。
上手くいけば短期間でかなりの利益を上げられると思います。

新高値に注目した手法を詳しく解説した本です。
■新高値
株式の市場用語で、相場が上昇してそれまでの高値を越えたときの値段のこと。
野村証券 証券用語解説集 新高値
比較する期間によって上場来高値、年初来高値、昨年来高値などと使われる。
この著者のDUKEさんはtwitterでも活発に発信されていますね。
なんと3年ぶりにブログを書いてみました。年の瀬にいろいろと思うことがあり、投資塾の運営、商材屋、今年の投資成績、人生観など、長くなってしまいましたが徒然に書いてみました。https://t.co/30iF7en7dH
— DUKE。@新高値ブレイク投資 (@investorduke) December 29, 2022
新高値を突破した株は、それ以上の値段で株を保有している人がいない
⇒ 保有者が少ない≒売る人が少ない!そんな思考のもとに開発されたものです。
そんな考え方があるんだ~というのは心からへぇ~でしたね。
こちらはグロース株(成長株)の神と言われるメンバーに対して、質問に対して1人1人の回答をまとめたものです。
神と言われるメンバーが4人分の回答が得られる・・・!
なんともお得な本です笑
一冊の本で一人ひとりの神について深堀するのもありだけど
色々な人の意見を聞けるって良いですよね。
質問に対して、皆が同じような回答の場合も、まったく違う回答の場合もあり
4人の回答をまとめたものならではの現象もあって面白いです。
ただ、難易度は少々高め。

成長株と言えばこの方でしょうか。
この本、結構厚みもあって内容も難しいと思います。
これぞ中級~上級者向けの本。
私が理解できているのは半分もないと思います。
しかし、興味深い内容はそろっているのでチャレンジしてみるのはアリだと思いますよ!
やっぱり高配当株でしょ
最近人気が高い高配当株(くもここ調べ)。
■高配当株
高配当株とは、配当利回り(1株当たり配当金÷株価)の高い株式を指します。高配当の企業は、安定した収益基盤、株主への高い利益還元姿勢などの特徴があるとみられ、経済環境や社会構造が変化しても、持続的な成長ができると考えられます。
配当利回りが魅力の高配当株ETF(解説動画あり)
こちらは私も今細々続けています。
精神衛生上、平和な分野となります。
定期的に配当金が入ってくるというのは、目で見ても楽しい。
本当の意味での不労所得は高配当株の配当金だというのも耳にしますね。
ただゲームというかギャンブル的な楽しさ?はないです笑
先に上げたファンダメンタルを最低限チェックすれば大外れはない・・・たぶん。
デイトレーダーに憧れる
これはねー、グロース株以上にリスクが高いですよ。
理屈ではわかるんです。
株式市場が閉まった後に大きなニュースがあったら暴落する可能性があるから1日のうちに取引を終えてしまおうという思考。
心が強くない人は難しいと思います。
ゲーマーで反射神経が良い人は向いていると思います。
頭の回転が早く、情報を新しく仕入れるのが得意な人にしかお勧めできません。

この本の著者であるcisさんはなかなか有名な方のようです。
元々ゲーマーだったところから転身したとか。
2chを駆使して、情報戦線を繰り広げている印象でした。
なんというか、こんな世界もあるんだ・・・こんな人もいるんだという目線で読む本です。
基本的に普通の人は真似できないと思います。

歩み値を見よ
■歩み値
取引時間中、株価は時々刻々と変動しますが、その株価の推移を時系列で表したものをいいます。
用語集 歩み値(あゆみね)
大口の動きを探るべし
■大口
まとまった量の売買注文や約定のこと。
金融・証券用語解説 [大口]
または、こうした売買をする人のこと。
⇔小口
なんだか、別世界のお話でした。
板読みについて、詳しく書かれている本ってなかなかないです。
歩み値なんて、デイトレの中でも特に超短期トレードでないと使わない分野だと思います。
この本で、歩み値を知った私はフムフムと思い歩み値を見て取引・・・
いや、難しすぎました・・・。
反射神経が必要ですよ。
あと、「焦る」ということに縁のない人でないと難しい気がします。
大口の買いや売りがドーンと入ると上下しやすいというのは確かに見ているとわかるのですが、
わかるのとそれを使って思った取引をするというのは全く別問題でした。
二度と立ち入ってはいけないと個人的には思っています・・・。
この本もkindle unlimitedにて読むことができますよ。
分散投資を極めたい
もういっそ、デイトレなんて危ない事するより安全策でしょ!
わかりますか?私が通ってきた道です笑。
分散投資という言葉はよく耳にしますが、どんなレベルでの分散投資をイメージしますか?
■分散投資
分散投資とは、リスクを抑えて安定したリターンを目指す投資方法です。
分散投資には「資産分散」と「時間分散」があります。1つの商品だけで運用をしないということです。
分散投資とは?
私は日本株の中で色々な業種にして~とか
日本と米国と持って為替リスクを~とか
そのくらいまでは知識がありました。
しかし、この本の著者ダンさんはその斜め上をいく分散投資を薦めています。

ゴールドやシルバー、香港!?いや不動産投資!!?
分散レベルが高すぎました。
しかもこれを定期的に見直ししていくというわけで・・・
ちょっと初心者向けとは言いがたいですよね。
でも、そんなレベルの思考があるんだなと知るだけでも(投資の)世界は広いなと思えますよ。
ご本人の経歴もなかなかでいやー、なかなかすごい。
ダンさんは複数本を出版されています。
類似点も多いので、ダンさん個人に興味を持った方以外はこの1冊だけ読めば良いかな?と思います。
まとめ
独断と偏見で好き勝手レビューしてみました。
色々書きましたが、株式投資というジャンルに絞ってもこんなに細分化できるんですよ。
奥が深くて、とても楽しい世界であることには間違いいありません。
株を通しての人間心理が垣間見えるところが面白いのだと思います。
同じ株式投資なのに、デイトレと高配当株ではだいぶ心理状況が違うと思います。
チャートの動きはざっくり見ると長期の動きも短期の動きも冷静に見れば同じに見えるのにな。
実際に自分が超短期トレードしたときの心理状態って、長期で構えているものと大きく違うわけで。
なので、色々な本を読んでみると心理学的にも面白いと思いますよ。
色々な本を読みたい場合は、kindle unlimitedもおすすめです。
この中で紹介した本もいくつか対象になっていますね。
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